新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクに相次ぎ、手ピカジェルのようなアルコール消毒液も品薄が続いております。
ただ、噂によると、アルコール消毒液は自分で作ることができるみたいです!
この記事では、アルコール消毒液を作る7つの方法を調べてみました。
アルコール消毒液の作り方を学んで、ウイルスに打ち勝ちましょう!
アルコール消毒液の作り方7選!コロナウイルス効果はある?
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手作り消毒液には、以下の7つの材料を使う方法があります。
- エタノール
- 焼酎
- グリセリン
- ウォッカ
- 日本酒
- オキシドール
- ハイター
詳しく調べていくと、消毒液として効果があるものもあれば、効果がないものまでありました。
それぞれの消毒液の作り方について、詳しくみていきましょう。
アルコール消毒液の作り方:エタノール
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まずは、一番有名なエタノールによる、アルコール消毒液の作り方です。
以下のものを用意してください。
・消毒用エタノールか、無水エタノール
・精製水(水道水でも可)
作り方は、エタノール4:水1の割合で、容器に入れて混ぜるだけです。
簡単ですね!!
水道水で作った場合は長持ちしないので、こまめに作り直すこと。
直射日光の当たらない、涼しい場所に保管すること、
に注意してください。
また、エタノールも売り切れが続出しているようなので、在庫が見当たらなかったら、通販で購入するのもおすすめです。
アルコール消毒液の作り方:焼酎
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エタノールでアルコール消毒液の代用ができるなら安心!と思ったのも束の間、
エタノールが売ってない、わざわざ買いたくもない時もありますよね〜。
そんなとき、お酒好きに朗報です!!
なんと、焼酎でも、アルコール消毒液の代用ができるんです。
消毒用のアルコール度数は、75度以上とされていますが、焼酎で唯一のその基準を満たせるのが、沖縄県の泡盛なのです。
江戸後期の享和2年(1802年)に十返舎一九が書いた『東海道中膝栗毛』では2回ほど焼酎が登場します。最初が三島宿での情景として「焼酎はいりませぬか、目のまわる焼酎を買わしゃいませ」という声だけの登場です。続いて、四日市の宿場ではなんと宿屋の中に「焼酎はいりませぬか、白酒あがりませぬか」と売りに来ます。これを喜多八が購入して、足の疲れをとると言って足にふりかけて、後ほど足が酔っぱらったなどといって戯れるわけですが、飲んではいないようです。庶民の間では傷の消毒や医薬品としては使われていたようですが、常時飲めるほどの量は出回っていなかったのでしょう。
作り方は、先ほどのエタノールを使った消毒液のものと同じです!
焼酎4:水1の割合で、容器に入れて混ぜるだけ。
先人の知恵を借りて、消毒液を作っちゃいましょう!
泡盛は高いので、少しもったいない気もしますが(笑)
アルコール消毒液の作り方:グリセリン
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アルコール以外にも、グリセリンを使って消毒液の代用をすることができます。
アルコール消毒液は、使い過ぎると、刺激が強いため、手荒れの原因になります。
保湿効果のあるグリセリンだと、保湿をしながら、消毒もできて一石二鳥ですね。
ただし、グリセリンだけでは、消毒効果は得られませんので、あくまでアルコール消毒液または、その他の代用品に混ぜる形になります。
グリセリンの量としては、数滴垂らすぐらいで十分でしょう。
グリセリンは、薬局やドラッグストア、通販でも購入できます。
アルコール消毒液の作り方:ウォッカ
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なんだか、アルコールの部類なら何でも消毒液になりそう!
ということで、75度以上のアルコールを探してみたところ、ウォッカがありました!!
日本では焼酎が使われていたように、ヨーロッパでは、ウォッカで消毒が主流だったようですね。
ちなみに、コンビニとかで売っている手軽なものは、アルコール度数が低いものが多いので、
こちらのアルコール度数90度の、スピルタスを使いましょう!
作り方は、エタノールの時と同様、水と混ぜるだけです!
もし、コロナウイルスが収まったら、家飲みで頂いちゃいましょう!
アルコール消毒液の作り方:日本酒
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焼酎が大丈夫なら、日本酒でも消毒液が作れそうな気がします!
しかし、日本酒はアルコール度数は、22度以下のものと定められています。
上記でも紹介した酒税法では、日本酒のアルコール度数についての決まりもあります。具体的には、日本酒は「アルコール度数が22度未満」であることが規定されています。実際に日本酒のラベルをいくつか見るとわかると思いますが、基本的には販売されている日本酒の度数は15、16度のものが多く、高くても20度となってます。
となると、消毒用アルコールの75度には、遠く及ばないことになりますね。
どうせ消毒できないなら、使ってしまうのは勿体無いので、日本酒そのものの味わいを素直に楽しみましょう(笑)
アルコール消毒液の作り方:オキシドール
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消毒液といえば、オキシドールも一般的ですよね。
怪我をした時に、傷口を消毒する際にも使われますよね。
それなら、オキシドールにも殺菌効果がありそう!と思いますが、
残念ながら、エタノールと、オキシドールの用途は異なり、殺菌できるものも違います。
- オキシドール:傷や口内の殺菌・消毒用
- 消毒用エタノール:手指・日用品・キッチンの殺菌・消毒用
そのため、擦り傷や切り傷の消毒、水虫予防、口内殺菌はできますが、手指のアルコール消毒液としての代用には向いていません。
オキシドールは、抗ウイルスというよりは、バイ菌を防ぐものですね。
アルコール消毒液の作り方:ハイター
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最後に、ハイターを使った消毒液の作り方です。
ハイターには、次亜塩素酸ナトリウムが含まれており、消毒液を作ることができるのです。
厚労省のページにも、新型コロナウイルス対策として掲載されています。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。
材料は、以下のものを用意してください。
- ハイター
- 水
- ペットボトル(500ml)
作り方は、ペットボトルの容器に水を最後まで入れ、ペットボトルのフタ半分くらいの量のハイターを混ぜるだけです。
これで、ハイターを0.02%に薄めることができます!
厚労省のやり方では、0.05%に薄めるとあるので、その場合は、ペットボトルのフタ一杯分を入れると、ちょうど0.05%に薄めることができます。
ただし、注意していただきたいのは、ハイターは対物用の消毒液です。
人が触れたものや、箇所に吹きかける、掃除用として使ってください。
ハイターは、刺激が強いため、手指に使うと肌荒れの原因になります。
また、ハイターであっても、酸素系漂白剤は効果がありませんので、必ず塩素系漂白剤を選択してください。
手作りのアルコール消毒液を入れる容器を選ぶポイントは?
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最後に、自作のアルコール消毒液を入れる容器についてです。
中身が出てくれば何でもよくない?と思ってしまいますが、実は、容器選びが最も大切と言っても過言ではありません!
自作のアルコール消毒液を入れるための容器として、気をつけていただきたいポイントは、高濃度のアルコールに対応しているかどうか、です。
100均で、ミニボトル購入してきました。
消毒液も必要だけど、ハンドソープも持ち歩きます😉
ミニボトル品薄になるかも…#品薄予想 pic.twitter.com/xzc3s0bq49
— Kea (@hosoik1) February 29, 2020
アルコール消毒液500mL買ったから、詰め替えるスプレータイプのボトルを100均に買いに行ったら品薄だった!
みんな考えることは同じだね😅
欲しい人は急げー! pic.twitter.com/N5wAMa4Yzu— Yoshi@便利グッズ大好き (@Yoshi42830740) February 27, 2020
ネット上を見ると、早まって100均のボトルを買い集めている人が多いですね。
アルコール対応とあっても、高濃度のアルコール対応でないと、容器の液漏れ、破損の原因になります。
筆者的には、香水アトマイザーが良いのではと思います!
あと、ずっとなくなっちゃうのが悲しくて瓶ごと保管してた香水 アトマイザーに移し替えた ⚘ 使いきっちゃう!ぞ! pic.twitter.com/pE68krUJ8A
— せな (@aoiyubiwa) February 27, 2020
香水アトマイザーも、百均に売っていますし、高濃度のアルコール対応のものが多く、ポーチサイズで持ち歩きも便利です。
まとめ:手作りのアルコール消毒液で手指の除菌を徹底しよう
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コロナウイルス対策には、実はマスクよりも、手洗いうがいが効果的だと言われています。
それでは、具体的にはどのような対策をとればよいのか。WHOは感染リスク低下のための行動として以下のようなことを推奨している。
・目、鼻、口を触らない
・アルコール洗浄剤か石けんを使って水でこまめに手を洗う手洗いは接触感染を防ぐための基本的な対策だ。当たり前のように思えるが、こまめに実践できている人は意外に少ないのではないだろうか。
・咳やくしゃみをするときはひじの内側やティッシュで口と鼻を覆い、ティッシュを使った場合はすぐ捨てて手を洗う
マスクは自分からウイルスを広めるリスクは下がっても、感染リスク(もらう方)のリスクはあまり下がらないようです。
海外に比べて、日本でのコロナウイルス拡大が遅いのは、手洗いうがいの文化があるからかもしれませんね。
外出先では、こまめに手洗いうがいをすることは難しいので、自作のアルコール消毒液を上手く活用していきましょう!
今回は、アルコール消毒液の代用品について調べました。
これだけ世の中が敏感になっていると、色々な種類にものまでもが、売り切れ続出で本当に怖いですよね。
何より大事なのは、手洗いうがいです。
アルコール消毒液だけで油断するのではなく、あくまで手洗いをできないときの補助品として考えてくださいね!
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