



スペーシアベースを買って後悔!【スペーシアベースってどんな車?】


スペーシアベースは、2022年8月から販売開始になりました。ホンダのN-VAN同様に軽乗用モデルであるスペーシアカスタムをベースに商用ハイトバンとして設計・販売されました。
ちょうど2020年に新型コロナウィルスの猛威が始まり、2022年ごろまで猛威を振るっていました。このコロナ渦に人々は、大勢で何かを楽しんだり集まったりという生活環境から、一人や家族で何かをするという時代に変化していきました。
またコロナ渦によって、ソロキャンプなどソロで何かをするという価値観を後押ししていました。そればかりでなく、仕事もリモートワークなどが広がり、家での仕事だけでなく、車内でも仕事環境が整えばできる状況でもありました。
こういった生活環境の変化などから、スズキはスペーシアベースという乗用のデザインながら税金も安い商用モデルとして、ソロや家族だけの空間「ベース」を作ってもらうという意図で販売されたわけです。

スペーシアベースを買って後悔!【中途半端な存在に!】


スペーシアベースです。2年前に1回乗ったけど色々書くために再度。街中であまり見かけないけど、やっぱりそこまで売れてない?乗り心地良かったり直進安定性が良いのは良いけど、これならエブリイで良いと思うし、そもそもこの手が欲しい人N-VANに流れてそうな印象。色々中途半端なんだよなこれ。 pic.twitter.com/QCVMlLI8NT
— ビタミン (@Vitamin_car) December 26, 2025
スペーシアベースには、そもそもスペーシア・スペーシアカスタム・スペーシアギアと兄弟モデルがかなり多くラインアップしていますが、中でもなぜスペーシアカスタムをベースモデルにしたのかに「???」が付きます。
スペーシアカスタムは、そもそも高級感のある軽乗用モデルです。この雰囲気を盛り込んで、お値段が安く誰でも買いたいと思う車を作っているのであれば、もう少し販売台数が伸びても良いのかなと思います。結果販売不振ということは、軽商用として中途半端すぎるという点に尽きると思います。
もしかすると、そもそもスペーシアやスペーシアギアをベースにして、スペーシアベースを作ることや、まったく別設計でスペーシアベースを作る思考はなかったのかさえ思います。
N-VANは、N-BOXをベースに商用モデルとして販売されています。N-BOXが20万台以上売れている中、N-VANが3万台ほどですので、最も人気なモデルの派生にしては売れていないと感じます。
スペーシアは年間16万台ほど売れている中、派生させたスペーシアベースが5000台ほどとなると、売れていないN-VANの比ではないほど売れていない車といえます。
売れていない大きな理由は、デザインであるといえます。みんなが買いたいと思う商用デザインでないと言う事です。
やはり、「中途半端」という言葉が一番しっくりきます。
スペーシアベースを買って後悔!【商用車なの乗用車なの?】


メモ。販売から約1年経過。乗用車ベースの乗り心地で商用車というニッチ、車中泊前提。NA+CVTのみ。|
全身理詰め設計……なぜここまで真剣に車中泊を考えてるの?【スペーシアベース】 – YouTube https://t.co/Uw4vtxDasM— 伊藤つくし (@itoutsukushi) July 31, 2023
先ほどもお話ししましたが、乗用車にしか見えない商用車というのは、スズキの狙いであったと思います。その点は、成功したともいえます。しかし、それがユーザーの買う動機に連動したのかというと、販売台数を見てもお分かりの通り、まったく連動しなかったという結果です。
つまり、スズキの考えた企画は、受け入れられなかったということです。理由はいくつかあると思うのですが、やはり外装デザインとパッケージングがユーザーの心に響いていないというのが最大要因だと考えます。
スペーシアベースを買って後悔!【割高じゃない???】
エブリィワゴンかスペーシアベースで悩んで一生決まらない🙃 pic.twitter.com/wZ42AYCnul
— ロン毛の会社員 (@Roscoechan_8) April 2, 2025


スペーシアベース
| グレード | 駆動 | 価格 |
| GF | FF | 1,471,800円 |
| GF | 4WD | 1,595,000円 |
| XF | FF | 1,624,700円 |
| XF | 4WD | 1,744,600円 |
スペーシアベースは、2グレード展開で、FFと4WDの設定があります。ターボ搭載モデルはありません。スペーシアのエントリーグレードであるハイブリッドGのFFで1,530,100円ですので、スペーシアベースが安いといえますが、そもそも商用モデルなので安くないと困ります。
エブリイ
| グレード | 駆動 | 価格 |
| PAリミテッド | FF | 1,324,400円 |
| PAリミテッド | 4WD | 1,478,400円 |
| PC | FF | 1,485,000円 |
| PC | 4WD | 1,639,000円 |
| ジョイン | FF | 1,665,400円 |
| ジョイン | 4WD | 1,698,400円 |
ターボなしのエブリイラインアップの場合は、3グレードでFF・4WD展開があります。価格構成や販売実績などを考えると、スペーシアベースよりもエブリイを購入したくなるのではないでしょうか?
そればかりか、他メーカーでもよいという人はハイゼットカーゴがスペシャルで1,155,000円(CVT・FF)で販売されていますので、こちらの購入を考えるはずです。
軽の商用車を購入しようと考えている人は、デザインや車内空間、そして荷室などの使いやすさを重視して、ドライバーが疲れないで運転し続けられるというのが重要になります。
これは、お人様の趣味に使う車であっても、何かしらの仕事で使うということであっても軽商用車を買いたいと思う人の多くは、軽乗用車よりも少し違う基準があると思います。
もちろん車両価格も乗用車のようにターボ付きでエアロがついているから、乗り出し350万円という営業マンの提示に「買います!」とはならないと考えます。
スペーシアベースは、デザインは別にして乗用車モデルをベースにしてドライバーが疲れない運転を続けることは一般的な商用バンよりかなり質が高いといえます。
しかしながら、それ以外の部分ではほぼ負けている状況となり、結果価格は割高感が強くなっているといえます。
スペーシアベースを買って後悔!【マルチボード標準?】
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引用:スズキ公式HP


スペーシアベースの売りは、リアシートを倒して、標準装備のボードを使うことで、趣味やリモートワークなど様々な分野で楽に楽しく活用できると考えています。

できれば、電車みたいに背もたれだけが前後スイッチするシステムとかにできなかったのでしょうか?とスズキに問いたいです。
マルチボードを使用しないときには、基本的に下段に設置することとなるか、荷物の目隠し的に上段に設置することになります。全く使いたくないという人は、結構大きい(685㎜×1130㎜)ボードを物置とかにしまうことになります。
スズキとしては、マルチボードありきの使用方法のみを考えていますが、この装備は、オプション選択にするのが一番良いと考えます。
パンダ船長の意見

スペーシアベースは、乗用車譲りの商用車として、車内でソロ的な活動ができるというコンセプトで開発されたモデルじゃ。商用車なのじゃが、配送をするという印象はなく、あくまでもできるだけランニングコスト(自動車税)を抑えるために商用車にしているというイメージだぞ!
ただ、このコンセプトがユーザーに受け入れられているのかと言えばノーじゃ!!!
年間5000台ほどの販売台数じゃから、そう結論付ける。
しかもデザイン・車両価格など総合的に見て、ユーザーの心に響かないと感じるぞ!
ワシからのスズキへの提案じゃが、そもそもスペーシアベースという個別のモデルが必要ないんじゃないかと思うんじゃ。
例えば、スペーシアのグレード体系の中に、激安モデルとしてスペーシア「BASE」という4ナンバーモデルをラインアップするのが〇じゃと思うぞ。
極端に言えば「やらかしたぞ!スズキ」くらいの気持ちで。ワシの提案を下記に記すぞ!
- 通常スペーシアをベースに
- 前後未塗装バンパー、メッキパーツなし
- ミニマム装備(エアコン・パワステ・パワーウィンドウ)
- 13インチホイール
- 車両価格125万円以内からスタート
もしマルチボードだけは外せないとスズキさんがおっしゃるなら、リアインパネだけボードが乗っかるようにした作りでと思うぞ。そもそもマイルドハイブリッドでもないわけだから、車両価格を抑えられるはずじゃ。
現時点でスペーシアベースを買うと「後悔する!」と結論つけるぞ!
まとめ
スペーシアベースを買って後悔!中途半端すぎる!商用車なの乗用なの?割高!マルチボード要らない!をまとめると
今回は、スズキのスペーシアベースのアレコレについて話してみました。やはり企画としてはユーザーに響かない中途半端な車であると考えます。
一度車を購入したら、嫌だからと言って放出しづらい時代になっています。もしスペーシアベースを購入したいと思っている方は、じっくり考えてから購入したほうが良いでしょう。


