アメ車を買ったら後悔!『アメ車らしくないモデルも多いぞ』
引用:キャデラック公式HP
キャデラックモデルでアメ車の形をした非アメ車
XT4
ヨーロッパのラグジュアリー・ブランドのようなオーセンティシティを感じさせる。雑駁なつくりだったアメ車のイメージはどこにもない。https://t.co/biBGa56um6 pic.twitter.com/O2rcWT9IuZ
— GQ JAPAN (@GQJAPAN) January 25, 2021
XT4はエクステリア感はアメ車とも取れますが、人によっては欧州車感が出ているという人もいます。
アメ車ですが、4600㎜ほどのコンパクトサイズで、直列4気筒2.0Lターボというアメ車というよりも日本車?というユニットが搭載されています。
XT5
そうなんですか😱
XT5なんかも2Lありますよね。
アメ車はV8OHVでないとですよね🤔
— ネモさん@洗車・コーティングの【 LUSTER 】/ いつもLEXUS車をコーティングしてる人。 (@nemoya_luster) April 24, 2020
XT5は、V6型の3.7Lエンジンです。少しアメ車感は出ていますが、やはり全長4800㎜という中途半端な雰囲気が、アメ車じゃない気がします。
XT4もXT5も、逆に内装はアメ車らしい雰囲気が継承されていますので、乗っている感じはアメ車感が少しあると思います。
CT5
引用:キャデラック公式HP
5000㎜近いボディ長に直列4気筒2.0Lターボというのが、アメ車らしいでしょうか?
環境に配慮し燃費にうるさくなっている時代なので、アメ車もこういうモデルを投入しないと売れないのかもしれません。でも、アメ車に期待することって、こういう事なのでしょうか?
小排気量モデルで良いなら、わざわざアメ車を買わなくても沢山メーカーがあるといえます。
シボレーモデルでアメ車の形をした非アメ車
カマロ クーペLT RSとコンバーチブル
6.2Lから2.0Lのカマロに乗り換えたけど、耳が肥えてしまっているのか納車1ヶ月も経っていないのに6.2Lに戻りたい🥺
アメ車のV8に戻りたい😭
— カマロン (@camaron6200) May 6, 2022
カマロといえば、、、V8エンジンでトルクで加速し、排気音もドロドロと思う方も多いでしょう。しかしながら、今のカマロには直列4気筒の2.0Lインタークーラーターボモデルがラインアップしています。
それは、欧州車や日本車で得意な排気量の分野だと感じちゃいます。
昨今の燃費向上、環境保全の観点から小排気量モデルをラインアップしています。でも現行カマロにも、V8型6200㏄モデルもラインアップしているのがアメリカらしいですね。
ジープモデルでアメ車の形をした非アメ車
全モデルアメ車だけど、、、アメ車感が薄い
引用:ジープ公式HP
ジープブランドは、アメ車の中でも少し方向性が違う雰囲気があります。それは、軍用モデルとして開発された経緯があるためです。
タフで武骨なジープモデルは、現代ではそのディテールをオマージュしながらも、洗練されたスタイルへと進化させたとも言えます。
アメ車なのですが、かなりアイコニックなデザインに変更されてきたのと同時に、パワートレインも小排気量化した印象です。
アメ車のイメージを持った非アメ車な雰囲気が漂っています。
テスラは新しいアメ車の形・・・
アメ車に乗ってるというより、イーロンの車に乗っている、という意識の方が高い。
おはようございます☀#TESLA #テスラ #モデルY pic.twitter.com/ibmqBhFB7h
— ぶん@TESLAモデルY (@Bun3_tesla) December 21, 2024
テスラは、紛れもなくアメ車です。ただ、電気自動車という新規格の車を前面に打ち出していることから、元来のガソリン内燃機関とは、まったく別次元の車だといえます。
そのため、テスラがアメ車としてダメなのではなく、テスラはアメ車でも全く違う組成の車であると考えます。
アメ車を買ったら後悔!『アメ車といえばV8エンジンにドロドロ音』
日本の道路事情や税にちょっと難しいサイズ感がアメ車
アメ車といえば、6000㎜の長さで、幅も2000㎜とかの規格外なサイズと想像している人も多いはずです。もちろんアメリカと日本の道路事情が全く違うために、こういう違いが生まれます。
また排気量もけた違いに大きいので、自動車税が3ナンバーだと10万円近くになり財布にエコでない車という印象もあります。
でも、そういった車がアメ車と感じている方からすると、4500㎜ほどの全長のアメ車はアメ車感がないとも言えます。
V8エンジン+ドロドロ音がアメ車の特徴
これは、技術的な話なのじゃが、ドロドロという排気音は、V8のOHVエンジンだからこそできる排気音であるといえます。
直列4気筒やV6気筒エンジンでは、この排気音は生まれません。アメ車といえば、V8エンジンと言われる所以です。
そういう思いの人が最近のアメ車を買うと後悔するかも
アメ車に乗りたい人のイメージが、、、
- とにかくゆったり乗りたい人
- V8サウンドが心地よいと思いたい人
と思っている人は、今のアメ車を下手にチョイスすると、「アレ?アメ車じゃない」と後悔するのではと感じます。
アメ車を買ったら後悔!『こんなモデルを買えば後悔少ないかも!』
引用:キャデラック公式HP
シボレーカマロクーペSS&コルベット
カマロクーペSSとコルベットには、6200㏄のV型8気筒OHVエンジンが搭載されています。アメ車らしいサウンドだけでなく、トルクで加速する雰囲気が十分に味わえるでしょう。
キャデラックエスカレード
キャデラックエスカレードは、アメ車の雰囲気とサイズ感を存分に味わえる車です。
それだけでなく、6200㏄のV型8気筒OHVエンジン搭載となっています。ゆったりとした乗り心地だけでなくV8サウンドを思う存分楽しめます。
昔ながらのV8エンジンモデルを中古購入
アメ車も新車で販売されているモデルは、どうしても環境や燃費、そして車両価格などの関係で、元来のアメ車らしい車作りができなくなっています。
しかしながら、2000年~2015年位までは、普通にアメ車は大きい排気量で大きくゆったりしたスタイルというモデルが、まだ多くラインアップしていました。
こういったモデルの中で良質な中古車を見つけられたら、ここで議題にしたアメ車らしいアメ車を購入出来き、後悔も少ないと考えます。
パンダ船長の余談
引用:J.D.POWER
上の表は、少し小さく見ずらいと思います。下記に補足していきます。
赤囲いはアメリカ車です。1位ラム、2位シボレー、5位ビューイック、9位フォードと上位にアメ車が来ています。一方日本車は、6位日産、8位レクサス、10位ホンダでした。
この表は、初期品質評価となっているので、全ての項目が網羅されているわけではありません。ただ、この結果を見ると、アメ車だけが壊れやすいという事にはならないと考えます。
日本車で言えば、マツダ車の評価がかなり低く、少し気になるくらいの順位だといえます。
これは、ワシの個人的な意見が入っているから、余談として聞いてほしいのじゃが・・・
元来アメ車は、広大で広い道をひたすら真っ直ぐ走って、かなり時間もかかることから快適性を重視していたといえます。近年でも基本的な概念は、変わらないといえます。米国の土地が1/10になったわけではないので。
この車を日本に持ってきたら、どうでしょうか?信号待ち、右左折、走行速度共にアメ車にとってはかなり厳しい環境です。それに加え、日本人は自分で整備するという感覚がないのが実情です。
上のJ.D.POWERの結果を見てほしいですね。日本車の方が評価が低いと思いませんか???
近年のアメ車は、壊れないようにも作られています。こういった観点から見たアメ車は、単純に後悔とはならないといえます。車は機械です。適切な整備を適切な時期で行うことが重要です。
まとめ
アメ車を買ったら後悔!イメージするアメ車と全然違う(怒)アメ車らしいの買いたいならこの車をまとめると
今回は、アメ車らしいアメ車≒「ゆとりが目一杯あり、V8サウンドが心地よい」という観点から、もし今のアメ車を考えずに購入すると後悔するかもと結論付けました。
もちろん、アメ車を違う目線で見た場合は、考え方も違うと思います。アメ車だからと言って、昔のままで良いとは限らないからです。
ただ、色々な米カーメーカーがありますが、小排気量モデルを設計しても少数ながらアメリカのアイデンティティを受け継いだV8型OHVエンジンも製造販売しています。
アメリカ人には、少なくともアメリカの良き時代を好み、継承したい気持ちのある人が多いといえます。