



10年10万キロのスズキのスペーシアを買って後悔!【どんなスペーシア】


スズキ・スペーシアは、2013年から販売開始です。実は、ダイハツ・タントが2003年から販売開始なので、だいぶ遅い登場のように思われますね。
しかしながら、スズキは、2008年からパレットというスーパーハイトワゴンを販売されていました。その後継として、2013年からスペーシアが登場したために、遅い登場と感じると言えます。
では、10年10万キロのスペーシアは、どの世代になるのかを考えていきます。2013年から2015年くらいのスペーシアが10年以上の対象になると言えます。いわゆる初代モデルの前期とマイナーチェンジ後の初期モデルが対象です。
- DBA-MK32S(マイナー前モデル)
- DAA-MK42S(マイナー後の最初のほうのモデル)
※マイナーチェンジとは、製品の基本的な構造の変更は行わないが、一部のデザインや機能を変更していくものです。商品性を高めるためにマイナーチェンジを車はよく行います。その表現の一つにマイナー前・後という言葉があります。
初代スペーシアの場合は、マイナー前後で大きな違いがあると言えます。それは、マイナー前モデルが純粋なエンジン(NA・ターボ)モデルなのに対して、マイナー後は「S-エネチャージ」を搭載し、エンジンだけでなくモーターによるアシストも行われるパワーユニットになっている点です。
ここで、10年10万キロ走行したスペーシアを購入する際のヒントも垣間見えてくると思います。単純なエンジンモデルの方が良いのか、燃費重視に降られた「S-エネチャージ」モデルの方が良いのかという点です。
これから、両車の注意点などを含めて解説していきたいと思います。
10年10万キロのスズキのスペーシアを買って後悔!【どんなトラブルが多い?】


DBA-MK32Sの場合の故障
スペーシアの中でも初代の初代的なモデルになります。よく言いませんか???「新型モデルの初期ロットは、どのような不具合があるか「???」なので買わない方が良い」という話を・・・。
もちろんメーカーは、この設計で大丈夫だという結果を出してから製造・販売するのですが人が行います。やはり不具合が出でもおかしくないと言えます。
例えば、初期スペーシアの場合は、エアコン関連やダイナモ関連が弱いだとか、スズキ全般でもあるのですが、室内でなんか変な「カタカタ・キュキュ」異音がするといったものです。エアコンやダイナモが数年で壊れると言う事ではなく、あくまでも10年10万キロの場合は壊れやすいというイメージとなります。
初代モデルは、普通のエンジンモデルですので、10年10万キロ超えしたモデルの場合は、スズキ特有の故障が多い状況と言えます。
DBA-MK42Sの場合の故障
スペーシアマイナー後モデルでは、全グレードに「S-エネチャージ」が搭載されています。このシステムは、2012年にワゴンRに搭載されてから順次搭載され、スペーシアには2015年5月モデルから搭載されています。
いわゆる「S-エネチャージ」初期モデルです。

スズキだけではないのですが、日本の軽自動車の燃費をもっと上げろ!という国の指示があったようです。このため、軽自動車各社は、アイドリングストップなどを標準化したり、いろいろな方法で燃費改善を図りました。
スズキは、エンジン稼働時の補器類の負担が17%前後あることに目をつけ、このロスを減らす「S-エネチャージ」を開発しました。これによって、スペーシアマイナー前モデルよりも3㎞/Lほどの燃費向上になりました。
MK42Sスペーシアで、アイドリングストップの警告灯が点滅との問い合わせ
てっきりバッテリーかと思ったら、エネチャージの補助電源の方のバッテリーだった
新品で115000円だって🤣
こんなの故障して交換してたらHVによる燃費の差なんて簡単に吹き飛んじゃうよ中古修理するけどどうかなー pic.twitter.com/XcQAGvwSy6
— 整備士みつ suto3216 (@dq9hoimi) December 24, 2024
S-エネチャージモデルの場合は、助手席シート下にリチウムイオンバッテリーを搭載しています。このバッテリー不良が結構あります。しかも高いです。リビルトパーツでも下記の金額になります。新品だといくらするのでしょうか???
S-エネチャージ特有の故障原因と、スズキモデル特有の故障の2つの原因が介在するモデルだと言えます。
10年10万キロのスズキのスペーシアを買って後悔!【スズキ車アルアル!?】


スズキモデルの場合は、案外エンジン単体の耐久性は高くなっていると考えます。だだ、オイル管理が悪いエンジンはそれなりにトラブルを起こす可能性があるので、フィラーキャップを開けて赤茶色の汚い壁面が見えたり、タイミングチェーンの歯車が汚い車には注意しましょう。
- イグニッションコイルが結構壊れる早い車は8万キロほどで逝く
- ISCV不良になり、アイドリングが不安定、エンストするようになる
- 電気系故障が意外と多い(電格ミラー・運転席ドアスイッチ)
- ステアリングロッドのガタが出やすい
- ロアアームのガタが出やすい
- 案外錆びやすい(スズキの場合は、共通モノコックボディなので)
- CVT不良が10万キロ前後から発生しやすい
- ターボ故障(各メーカー壊れやすい部品)
ロアアーム交換が思うように進まない・・・。
スペーシアなのにスペースない😳 pic.twitter.com/RQLXql6bSt— こっぴ (@takechi035) April 6, 2022
各メーカーによってメリットがあると言う事は、デメリットもあります。これは、スズキ軽モデルにも言えます。ある意味すべてのデメリットがなくなる車が出来れば、非常に売れるのかもしれません。
スズキ軽自動車の場合は、私はよくロアアームにガタが出て、、、段差で「ガタン」と異音している車を見ています。ロアアームが脱落すると、ドライブシャフトが抜けて走行不能になります。
10年10万キロのスズキのスペーシアを買って後悔!【後悔しないために!】


買ってきたスペーシア、CVTが怪しいなぁ、ちなみに12万キロ
コース1.cvtオイル交換で様子見
コース2.オイルパン開けてストレーナー交換、オイル交換
コース3.中古CVT載せ替え
エンジン始動時は変速ショックでかいからストレーナーつまりなのかなってなんとなく思ってる。走り出すと調子いい😂
— モテマ・クリオ (@MOTEMACLIO) March 9, 2024
DBA-MK32Sの場合は?
スズキ特有の故障の可能性に関しては、10年10万キロを超えていた場合、整備履歴を見て交換されたりしているかをしっかり見ましょう。特にCVTや足回りの不具合は、事故に直結しますので注意が必要です。
車内の異音は、故障でなければある程度スズキだからという諦めも必要かもしれません。ただ、故障の異音の場合もあるので音の場所は探りましょう。ここは、試乗などをしないとわからない部分です。
マイナー前MK32Sモデルは、スズキアルアル故障の可能性などをチェックできれば比較的安心です。
DAA-MK42Sの場合は?
マイナー後の場合は、S-エネチャージが搭載されています。この場合は、まずバッテリー状態が問題ないかを確認しましょう。場合によっては、購入前にしっかりカーセンサーやグーネットなどの保証などをつけておくことも大切です。
S-エネチャージモデルになると、補器バッテリーなどもアイドリングストップ用バッテリーで高価になります。購入前に補器バッテリーの交換を依頼しておくことも大切です。
マイナー後のMK42Sは、スズキアルアルの故障+S-エネチャージに関する部分のチェックもすると良いでしょう。
エネチャージ用のバッテリーが劣化して警告灯ついたから交換した
スズキで交換したら10万弱かかるらしいしヤフオクの廃車部品を5000円で買ったけどいい感じ✌ pic.twitter.com/gOVPdpKsWO— たむ (@Ainokaze_Liner) May 5, 2023
10年・10万キロのスズキ スペーシアの車両価格は、マイナー前後で10万円から15万円ほどの差があります(NAモデル)。もちろん状態やグレードなどによっての差もあります。
カタログ値での燃費差は、おおよそ3㎞/Ⅼです。もちろん運転の仕方で燃費も大きく変動します。10年10万キロのスペーシアを何年何万キロ乗るのかというユーザー要望もありますが、チェックの少なさを考えれば前期モデルのMK32Sの方が若干安心だと考えます。
なぜなら、車両価格差が仮に20万円あったとしても、リチウムイオンバッテリーを新品で交換したら約10万円以上はかかります。またCVTやオルタネーター・エアコンコンプレッサー交換が重なると簡単に20万円の差額が無くなるからです。
10年10万キロのスズキのスペーシアを買って後悔!【買った後の整備は?】


先ずですが、、、整備記録簿をしっかり見ましょう。と言う事は、整備記録のない車両には手を付けてはいけないと言う事です。例えば、販売店の営業マンが「しっかり前の人が整備していたから安心です」と言ったとしても、証拠となる書類がなければ信用しないと言う事です。
そのうえで、、、
どの車にも言えますが、油脂類はすべて交換してしまい、一旦リセットしてから管理することが大事です。
- エンジンオイル
- CVTフルード(初めての交換なら手順に注意)
- ブレーキフルード
- ラジエター液
- トランスファオイル(4WD 結構汚れる)
- デフオイル(4WD 10万キロなら交換必須)
- エアコンシステム内ガス関連(10年経過でガスは減っている)
上記の中でCVTフルード交換だけは、注意してほしい部分です。10万キロ無交換で初めての交換では、交換方法に注意しましょう。CVT故障もあり得ます
油脂類がしっかり交換されたら、走行中の異音に気を付けましょう。異音がしたら、特定して交換するのが一番安心です。
- ロアアーム
- スタビリンク
- タイロッドエンド
- ステアリングロッド
- アッパーマウント
- ショック
スズキモデルは、やはり足回りでの異音が非常に多いと感じます。部品精度が良くないのか、コストダウンされていると考えます。
パンダ船長の意見

10年10万キロのスペーシアを買う際のポイントを話すぞ!
ちなみにワシは、、、爺じゃから、電子部品は嫌いな方じゃ!!!
マイナー後モデルのMK42Sでバッテリートラブルなどを考えたら
なるべく状態の良い
マイナー前MK32Sを
購入するべきじゃと断言するぞ!!!
しかも初代モデルの初期モデルではなく、2014年7月以降の改良されたMK32Sをお勧めするぞ!!!
まとめ
10年10万キロのスズキのスペーシアを買って後悔!購入前チェック、あと整備で後悔を減らせる?をまとめると
年数が経過し、走行距離も増えているスペーシアを購入する場合は、どうしても車の状態が気になると思います。スペーシアの場合は、スズキ特有のトラブルとマイナー前後が絡んでくることを視野に置くと良いです。
失敗しないためのHOW TOを少し記載しました。皆様のスペーシア購入のお役に立てたらと思います。


