



※最初にお話ししておきます。今回の記事に関しては、中古業者様方を批判するものではありません。ただ、色々な状況の中古車を仕入れて販売するに辺り、色々な処置があり、それが必ずしも購入者側にとって「良い」ものにはならないと言う視点も大事だと考えています。
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(中古車の仕入れは?)


- オートオークションなどの業者間競市場
- 個人ユーザーの下取り
- ディーラー下取りの買い取り
上記の中で、多くの中古業者が、オートオークションから車両を仕入れていると考えます。オートオークションは、USS系、JU系、ディーラー系、買い取り専門業者系など多岐にわたります。
買い替えユーザーの下取りをした際に仕入れる車もあります。ただ、下取りをそのまま自社で販売するか、オークションに回すかなどの方法が中古業者で行われます。
ディーラー下取りの買い取りは、ディーラーさんと親密にある中古業者が、ディーラーで下取りした車を「一山いくら」と言うように一括して購入しているケースが多いです。一山いくらで購入していくので、中古仕入れは多くできるのですが、やはり車の状態によって、自社で売るケース、オークションに出品するケースなどがあります。

私の知り合いで中古業者の方がいるのですが、その方は某軽ディーラーの下取りを一括買い上げしています。もう5台で50万とかで購入します。ここでミソなのは、初期の仕入れ原価の設定がなく一山幾らで購入している件です。なので、自社で販売する分と、オークションにそのまま流す分などを仕分けしてから、原価を付けているわけです。
「原価設定3万円の軽自動車が」オークションで「10万円、15万円で落札された」という話をよく聞きます。ここで一番大事なのは、自社で売らない理由です。聞いたところ「この車を自社販売したらトラブルが必ず起きるから」との答えでした。
要するに、トラブルのありそうな車はオークションに出して、自社の信用が落ちないようにしているし、オークション側で購入した人にその後を任せると言う事になります。
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(中古車は千差万別)


中古業者は、色々な特徴を持って販売していると考えます。
- 薄利多売方式
- コミコミ価格販売
- 良質廉価販売
- 良質適正価格販売
- 良質高価販売
など色々な形態があります。
10年・10万キロ超えの軽自動車となると、どういった特徴の中古業者が多いかというのをご理解できると思います。
そして、中古車の中でも1万キロや2万キロの車とは違い、個体差も大きくなっているものが多くなると言えます。なぜなら、新車の個体差だけでなく、所有者の10年・10万キロまでの管理状況によって大きく左右されているからです。
さらに、しっかり整備されていた車であっても、すべてのトラブルを未然に防止できるわけではありません。やはり、年数や走行距離に応じて故障リスクは高まっていくものです。
パンダ船長の経験によると、一度だけ良い軽自動車に当たったそうです。
昔々あるところに、すごく綺麗で高年式・低走行な車ばかり並んでいる中古車店にポツンと綺麗だけど、走行距離が10万ちょっとで古めの車があったんです。思わず「どうして販売しているの?」と聞いたら、、、「この車はうちで販売した車で、下取りになったのですが状態が良いから、あまり扱わないのだけど売ることにしたんです」という言葉でした。
パンダ船長は、思い切ってその車を35万円で買ったんです。そしたらトラブルも少なく5年(8万キロくらい)乗れたというお話でした。
良い車は、案外そういうところに転がっているものだと言う事です。
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(仕入後の不具合も)


USS東京とJU埼玉で買った共に出品表に未記載の走行時CVT異音NBOX
ミライブ埼玉に出品できっちり2台とも走行時音書かれてます。
ミライブの検査より緩いのやばいだろ
オートオークションの闇🪬 pic.twitter.com/rw95x3VcY2
— EIJI🪬 (@eiji_50_aslb) June 20, 2025
オートオークションは、全国で行われています。例えば、北海道の販売業者が、九州のオートオークションに参加することも理論上可能です。と言う事は、オークション出品表だけ見て落札することも可能です。
ただ、その場合は仕入れ失敗の確率も高くなると思います。こういった失敗を未然に防ぐために、別途費用をかけて、いけない場所にあるほしい車の状況を実際に確認してもらう制度もあります。
中古業者は、どのくらいのオートオークションに出入りできるかというのも重要になります。複数出入りできる方がやはり状態の良い車を見つけやすいです。
これは、あくまでもその地区の傾向という話になります。
私の知り合いに北海道の人がいます。その方は中古販売をしているのですが、一時期USSで仕入れた車をJUに出品していたというのです。「なぜならUSSで15万円で仕入れた車が、JUで25万円で売れるから」とのことでした。同じ車を右から左に車を流すだけで、手数料や輸送費を引いても数万円の利益になります。
ここで大事なのは、AのオートオークションとBのオートオークションでは購入層が違ったり、そもそも出品の基準が違ったりする点です。同じものが仕入れで10万も違うと言う事です。
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(どう修理するの?)


すごく真面目な販売業者は、きちんと修理して販売、そして正直に掲示
真面目な会社は、故障したエンジンをしっかり直して販売するのか、しっかり直したら販売できないから、再度オートオークションに出品して、なるべく損の無いように処理をすると考えます。
例えば、エンジン・ミッションのトラブルでは、最低でも5万円はかかります。高ければ15万円にもなります。軽自動車であっても、その位はかかります。
と言う事は、15万円で仕入れても、最悪仕入原価が30万円にもなる可能性があります。10年・10万キロの軽自動車の再販が難しいと言えます。
※近年では、中古車相場がかなり上がっているので10年・10万キロ超えの軽自動車もかなりの仕入れアップになっていると考えます。
エンジン異音には、SOD1で一時改善して販売する業者もある


最初の動画が、投入前の異音発生状態です。ダイハツエンジンの場合は、燃費向上のためにバルブスプリングを柔らかくしてフリクションを減らすエンジンが多く作られています。ただスプリングが柔らかく、バルブの開閉時や開閉以外で振動が出たり、バルブにカーボンが詰まり、上記のようなカタカタ異音が発生します。
ダイハツの軽自動車、小型自動車には、こういったタペット異音というのが非常に多いです。
上記の異音が出ている車にSOD1という添加剤を投入し、できれば少し硬めのオイル10W-40とかのオイルに交換すると、次の動画のように静かになってしまいます。ただし、、、大体1万キロか1年くらいで異音は再発するケースが多いです。
SOD1は、もともと九州の整備振興会とD1ケミカルという会社がタッグを組んで開発したものです。そのため、多くの地方整備振興会でも採用されています。
中古業者や整備業者はあまり多くを語りませんが、結構使用されている添加剤だと言えます。エンジンだけでなく、ミッション、パワステ、ブレーキなどの多くの油脂に対応しているのも特徴です。
一番目玉はSOD1。なにせ、代理店は、九州ホンダ、オートバックス、自動車整備振興会のみだからですw
— kaiman7@redtree (@kaiman7) November 1, 2018
ミッションは、真面目な業者は、ストレーナーやフィルター交換して販売の業者もある
AT・CVTなどのミッションは、走行距離が多くなると故障確率が高い装備でもあります。そのため、過走行軽自動車の場合は、フルード状態をみて、フルードのみ交換を行うか、それとも内部を一旦綺麗にするかをしっかり考えている中古業者もあります。
多少のシフトショックなどの場合は、ストレーナーやフィルターを交換して、新しいフルードを入れれば改善します。場合によっては、ASHなどの高級ATフルードだけでも改善してしまう事もあります。
@thinkdesign2006 さんにてAsh ATFフルード交換
プレでオイルを見ると全然汚れていないと佐藤さんに言われ、トルコン太郎にて圧送式交換 中のフィルターが見えるくらいキレイでした。
毎回の楽しいお喋りしながらスムーズな作業🤘
🛹は気を付けてくだいね😉帰路は言わずともスムーズシフトでした pic.twitter.com/QbaScoegS8
— たち (@ta_2GR_FSE) November 19, 2023
どちらにしても、もし不具合が出ているのを、フルードの力のみだけで改善した場合は、一時的な改善になるケースが多いです。一定の期間、距離が経過すると再発してしまいます。
ミッション不具合には、SOD1やRISLONEの使用で一時改善して販売の業者もある
添加剤利用というのが悪いわけではありません。中古業者は経費を多く掛けられない車もたくさんあります。添加剤を投入して、改善する車、改善しない車もあります。
改善した車をそのまま中古販売する業者もあります。当然、一時しのぎの要素が強いので、一定期間が過ぎると、故障症状は出始めます。
こういった車の場合、中古業者もミッションやエンジンの不具合の可能性を知って販売しているわけですから、しっかりユーザーに通知だけはして欲しいなと思います。
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(販売方法は?)


中古車販売会社の保証なし現状渡しのケース
ベース車アルト買いますか??
外装汚いけど3万キロの23V後期です♪現状渡しで7万円からщ(゜▽゜щ)
外装ボロイ軽なんかで7万円は高いと捉えるか、3万キロの23Vが7万円で宝物と捉える鈴菌感染者かは貴方次第(°▽°)ノ pic.twitter.com/k6bPhKrlWv— フォレストモータース? (@forestmotorshmr) January 22, 2018
文字通り現状渡しの販売になります。購入後(契約書にサインして売買成立後)のクレームなどは一切効きませんと言う事です。
だだし、個人売買などで購入するのとは違いますので、とにかく現車確認をしっかり行い、できるだけその車の不具合情報を聞き出すことが大切だと言えます。
もし中古業者が「こういった値段なんで」・「この価格ならこんなもんでしょう」などという表現の場合は、車というより業者を避けた方が良いでしょう。
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(カーサイト保証⁉)
プレマシー底値だよなぁと思いながらカーセンサー見てる
車検整備付き33.8万円
車検整備付き保証付29.6万円 pic.twitter.com/REitm10ft6— ハリー (@mazda3_787B) March 1, 2026
とにかくカーセンサー保証などの外部保証を進められる場合があります。購入して半年したら故障するというのがわかっているからなのか、そもそも販売する車が不安なのか、、、それとも安心を担保してくれているのかがわからないのですが、進めてくる中古業者が増えています。
ここで面白いのは、結構広範囲な年式、走行距離まで保証してくれることが多いという点です。
下のカーセンサー保証では、13年未満・13万キロまで保証となっています。
購入側は、車の状態や販売側の動向をしっかり確認して、こういった保証を利用するべきかどうかを決めた方が良いでしょう。
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引用:カーセンサー
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!(リスクのある軽は?)


ここでは、細かい故障ではなく走行に起因してしまう大きな故障リスクを紹介します。正直言いますと、、、どのメーカーもそれなりにリスクはあります。
スズキ軽モデル:ターボ故障・オイル下がり・タペット異音
ダイハツ・トヨタ・スバル軽モデル:真ん中のシリンダー圧縮抜け・タペット異音・ターボ故障
ホンダ軽モデル:ミッション故障(ジャダー)・よくわからない電気周り故障
三菱・日産軽モデル:ターボ故障・オイル漏れ・ラジエター液漏れ
パンダ船長の意見

ワシは、こう思うんじゃ!
日本人は「素直な商売をしよう!」と、これは売る側だけでなく買う側もじゃ。
最近、、、なんだか騙すという言葉が増えてきていると思うぞ!
販売する側はどういった車なのかをしっかり説明できないケースが多いし、購入側も聞いていたことを聞いていないとか発言していることをよく耳にするんじゃ。とても嘆かわしいと思わんかの?
現在の日本では、素直な商売をするというのが難しいと考えるぞ!
ワシの結論は、「騙された方が悪い」と結論付けるぞ(両者とも)
購入側の騙されないための方策をしっかり伝授するぞ!
- 欲しい車は、最低5台は見てから決める
- とにかく販売側に状態や仕入れ詳細を確認する→聞けないなら買わない
- 安いからといって、衝動買いするのは絶対避ける
上記を心がけるだけで、購入側が騙されるリスクは少なくなるぞ!
まとめ
10年10万キロ超え軽を買う前に中古業者のテクを知る!一時しのぎな中古車も結構な台数販売されている⁉
今回は、10年10万キロの軽自動車の場合は、中古業者もリスクの多い仕入れをしている点と、故障車などに当たった時の業者の対応方法などから、購入者がどうすれば良いのかをお話ししました。
より良い低年式・多走行軽自動車を手に入れるためには、やはり数多くの車を見て、中古業者との対話を行って決めるのが良いと考えます。


