




TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!「そもそもTPMSって何?」


現在、車の故障で一番多いのがバッテリーとタイヤのトラブルとなっています。中でもタイヤは、地面に唯一設置している部分だけに、トラブルが起きると事故などにも容易につながるので、世界的にTPMSを義務化している国も多くなっています。
日本では、義務化されていないのが現状ですが、本来であれば、無駄に多い安全装備よりも先に義務化されても良いと思います。
去年の納車に合わせて買って放置していたTPMSもつけた。
走行中等のタイヤのスローパンクチャーにもこれでいち早く気づけるね。 pic.twitter.com/PexBWa1PPd
— 泉 野明 No_a🧸ALPHONSE🧸 (@ShaftEnterprise) May 27, 2025
先程少し触れましたが、JAF報告では、バッテリー関連かタイヤ関連のトラブルで出動するというケースが全体の50%となっています。高速道路では、タイヤのバーストが非常に多く、重大事故につながる危険因子となっています。
タイヤの空気圧が、適正かどうかなど自身でチェックしていれば防げることが多いのですが、日本人は「勝手に大丈夫」と思ってしまう性格もあり、実際にバーストしてから反省するという結果になっています。
現在では、任意保険やJAFなどに付帯しているロードサービスがあるので、そのサービスを受けることで費用負担は低減できます。ただし、場所によっては数時間を要するケースもあるので、旅行先などでバースト、パンクすると費用以上の負担がかかるといえます。
未然にタイヤの不具合を発見するためには、TPMSの義務化も視野にした方が良いといえます。
特に人任せの考えが進行している日本では、少しでも自分で管理する手段を身に着けるべきだとも考えます。
TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!「種類は?」
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引用:キャップタイプ


最近、キャップ交換タイプのTPMSが多くラインアップしてきました。これは、かなり画期的なシステムだといえます。単純に、だれでもスマホがあればタイヤ空気圧を監視できるといえます。
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引用:バルブタイプ



このバルブタイプの場合は、問題点も多くあります。
- DIYしずらい
- ホイールもTPMS対応品でないとならない
- 電池交換の際は、タイヤを脱がす必要がある
TPMSは、現在キャップタイプとバルブタイプの二種類があります。
TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!「DIYできるの?」


キャップタイプの商品は、DIYしたい人からすると非常に費用対効果の高い商品だといえます。今ついているキャップを外して、専用のキャップに切り替えるだけで、センサー取り付けが終わるからです。
さらに電池交換の際は、キャップを外して交換できるので、バルブタイプとは比較にならないほど楽だといえます。
TPMSつけたンゴ pic.twitter.com/qOm9WqPN4X
— こにたん🎧🔧 (@konitan_924) May 2, 2019
「取り付けたよ!」というSNSなどの報告を多数見ていると、よほどの人でない限り簡単に取り付けできます。
また、モニターも簡易で設置できるようになっているので、邪魔にならず、簡単に監視できる場所が車のどの場所なのかを先に決めておくと安心です。もちろん、スマホで管理する商品もあるので、そちらをチョイスするのも良いです。
※もし、取り付けに自信のない方は、ショップなどで取り付けてもらうようにしてください。どんな商品も取り付け不備が起きれば、全く無意味になるだけでなく、事故につながってしまいます。
TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!「効果と注意点」


TPMSの効果は???
- リアルタイムで空気圧を監視できる
- パンクなどによる空気圧減少を空気が抜け切る前に発見可能
- 普段から空気圧を気にするようになる
TPMSの注意点は???
- しっかりした製品でないと、逆にエア漏れする
- 電池交換が必要であったり、故障交換は必要になる(経費アップに)
- バルブタイプの場合は、何をするにもタイヤをホイールから外す必要あり
レクサスに乗っている人の話だと、空気圧が20kPaほど少なくなると、「お近くのレクサス店へ」と案内され、さらに少ないレクサス店の中でも購入店舗しか見てもらえないから、システムよりもサービスが問題といっていました。
空気が抜けても近くの店で見てもらえないなら「意味がないよね~。」、さらにエラーをリセットしないとならないからディーラーでリセットする時間も必要になり、単に空気圧だけの問題だと面倒が沢山になってしまいます。
バルブタイプのTPMSは、純正であっても社外であっても面倒だといえます。とにかく、タイヤの中にシステムがある以上、取り付けや交換が大変なだけでなく、ホイールがTPMS装着可能な商品しか選べません。
パンダ船長意見としては、現時点で純正よりも社外のキャップタイプの方が安心です!
TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!「どんな人向け?」
TPMSつけた。バルブキャップ変えてモニタ置くだけの簡単なやつだけど。
電源もバッテリーで太陽光で充電するから配線不要だし、モニタ設置も粘着テープ不使用の滑り止めマットだからとにかく設置が楽。値の正確さはさておきお守りとして面白いかも pic.twitter.com/xJVKTWTe57
— ツタヤ㌠ (@strong9percent) December 22, 2019


タイヤのパンクやバーストは、基本的に全国的に発生している現象だといえます。そしてバーストの原因は、タイヤの問題も多いですが、指定空気圧未満によるものもかなり多い状況です。
一度タイヤ交換したら、次にタイヤ交換するまで空気圧に関心のない方は、全員「TPMS装着に向いている人」だと言い切ります!
TPMSに向いている人→ほとんどの日本人
もし向かないという人がいるとすれば、1か月に一回くらい自分で空気圧チェックをしている方のみだと考えます。
TPMSに向かない人→毎月一回は空気圧をチェックし管理している人
TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!「パンダ船長の意見!」

TPMSは、バルブタイプしかないのであれば、普及はかなり難しいのではないかと感じていたんじゃ。ただ、近年ではキャップ交換タイプがラインアップしており、かなり容易に取り付け可能になったんじゃよ。
ワシ的には、あまり効果のない安全装備をジャカジャカ標準装備するくらいならば、もっと大事なTPMSをメーカーで標準装備するべきだと思うぞ!
軽自動車の販売台数が、普通車よりも多くなりつつある現代では、タイヤのトラブルも軽自動車が多くなっているはずじゃ!軽自動車からTPMSを標準装備するというくらいのメーカー姿勢が大切じゃと思うぞ!
市販TPMSの場合は、モニターを別途取り付ける機種と、スマホで確認する機種があるから、ユーザーのお好みでチョイスできるぞ!!!
「TPMSは、取り付けて損はない!」
まとめ
TPMSでタイヤ空気圧をリアルにモニタリング!種類は?DIYは?ショップ?効果と注意点は?をまとめると
今回は、車の重要部品の一つである「タイヤ」、その空気圧を監視できるTPMSという商品を紹介しました。いつになってもタイヤのトラブルが減っていない気がします。その要因の一つに適正空気圧未満によるバーストがあります。
事故などを未然に防ぐためには、TPMSを取り付けて、ユーザーが空気圧に対して関心を強くする必要もあると考えます。