





北海道の白タク・ライドシェアは危険?「白タクって???」


白タクやん pic.twitter.com/WPU8f6oAZM
— ブンキャオ広報部 DASH.//4K (ダッシュフォーケー) (@dash_boonkaew) September 3, 2024
タクシーは、個人であっても法人であっても、しっかりと営業許可を受ける必要があります。また旅客自動車(緑ナンバー)の車で、お客を目的地まで安全に運ぶことで運賃を頂いています。
もちろん運転手は、二種免許を取得していますし、会社も運転手も法律に準じた運行をしています。お客を目的地まで運ぶプロ集団であるといえます。
一方「白タク」とは、営業許可を受けることなく、白ナンバーで客を目的地まで運ぶことで運賃を得ていることを指します。
よく送迎用のバスなど白ナンバーの車は有りますが、これはサービスの一環として行われていて、運賃が発生していないので「白タク」という問題点には当てはまりません。
白ナンバー車で無許可のタクシーをしていることから、「白タク」と呼ばれています。
もちろん「道路運送法」違反ですので、「3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科」する罰則もあります。
現時点では、「白タク」に乗った人の罰則は有りませんが、運賃でのトラブルが発生したり、自動車事故などの際に補償などが受けられなかったりする可能性があるので注意が必要です。
ワシは、許可を受けて営業しているタクシーだからと言って、そのすべての事業者やドライバーがすごく優秀で安心だとは思えないんじゃ。
これは、タクシードライバーに成りたてだからという事ではなく、熟練のドライバーであっても、対応が悪いと思うことが結構あるからなんじゃが。
それだけでなく、公道を借りて仕事している人たちなのに、そういった意識がない方も多いように思うぞ!下の投稿を見てもわかるのではないかな。
もちろん、タクシー会社も管理がしっかりしているところもあれば、そうでないところも多いと言えるぞ。
都タクシーひどいな…
身障枠も点字ブロックも跨いで横付けでコンビニの出入り口の真前で暫く停まってる… pic.twitter.com/IjiPWvDs15
— 🇯🇵𝐺𝑢𝑝𝑝𝑦™🇯🇵 (@Guppy_slokichi) October 29, 2024
北海道の白タク・ライドシェアは危険?「日本版ライドシェア???」



日本にライドシェアが必要となった経緯
- ドライバーの高齢化、ドライバー不足による需要と供給のバランスが悪くなる一方
- コロナ渦にて、さらに上記の状況に拍車がかかった
- インバウンド需要が急増し、タクシー全体が全く足りなくなり、国民がタクシーを利用しずらい状況に
ライドシェアは、白ナンバーであっても客を乗せて、目的地まで運び、運賃をもらう仕組みです。ただ、「白タク」とは全く違う点に注意していただければと思います。
日本の場合は、国土交通省が許可したタクシー会社のみを対象として、ライドシェアする車も運転手もこのタクシー会社に登録を行い、あくまでもタクシー会社に所属している方式になります。
逆を言うと、上記のプロセスを経ないで白ナンバーで運賃をもらっている人は、「白タク」とみなされます。
日本では、少し海外のライドシェアと違うシステムで2024年6月より運用されていることになります。
因みに、北海道札幌市周辺では、札幌市、江別市、北広島市、厚田・浜益地区を除く石狩市などでライドシェアが運用されています。
世界基準のライドシェアって???


海外では、日本のように許可を受けたタクシー会社が、ライドシェアサービスを提供するわけではなく、Uber TaxiやTNCといったアプリなどのプラットフォーム企業がサービスを提供していることが多い状況です。
このサービスを日本にそのまま持ち込んでしまうと、「白タク」となってしまうため日本での運用ができないと言って良いでしょう。
北海道の白タク・ライドシェアは危険?「日本人は白タク利用するの?」

引用:YOU TUBE


白タクです。
北海道にはいっぱいいます!
特に小樽ではすごいです。
奴らは駐車料金も払いたくないので、コンビニや料金がかからない駐車場を利用してます。
白タクのナンバーは、外国人犯罪専門の知合いの警察官に100台以上報告してますが、なかなか減らない状況です。 pic.twitter.com/AC84mdhDXk— 虎まる (@myi1010) April 22, 2020
現在問題になっている「白タク」の多くは、主に中国観光客を運ぶ違反行為が多いといえます。これらは、日本に旅行に来る前から、「白タク」乗車の段取りを組んで日本に入ってきます。
そのため、日本人がわざわざそれを利用する意味は全くないといえます。何より、怪しいSNSや違法アプリなどをスマホで使うこと自体が後々問題にもなりそうです。
日本人の場合は、仮に近場の移動で車移動したい場合は、知人などに頼めば良いと思うんじゃ。もちろんお金を払えば、「白タク」行為となってしまうのだが、ワシ的にはそこは暗黙で良いと思うぞ。
また旅行などで車を使用したければ、普通にレンタカーを借りれば良いと思うぞ。場合によっては、カーシェアリングも可能じゃぞ。
なので、日本人が白タクをわざわざ頼む理由もなければ、リスクを負う必要も全くないと思うぞ。
北海道の白タク・ライドシェアは危険?「日本人はライドシェアを利用してる?」


日本では、海外とは全く違う法律の枠組みになっているため、白ナンバーでの運賃収入は、ほぼ「白タク」行為となってしまいます。
その枠組みを変えないまま、日本版ライドシェアを制定してしまったため、利用者・サービス提供者両者が、運用しずらい形になってると言えます。
ワシの知り合いに、札幌に住んでいる人がいたのでその人から聞いてみたぞ!
札幌圏では、タクシー会社サービスによるライドシェアが行われています。しかしながら、その利用者数は増えていないという現実があります。
それには、やはり利用しずらいシステムにも問題があるからです。運賃は、タクシーと同じ運賃となっており、利用客は、予め目的地を決めて支払いを済ませる必要があり、さらにアプリでこれら全てを完結しなければなりません。
こうなってしまうと、道を流しているタクシーを拾うか、タクシー会社に予約電話を入れる方が楽であると考えます。
日本版ライドシェアは、無事骨抜きになりましたね。あんなもん使えない。アメリカよウーバーやシンガポールのグラブはめっちゃ便利。日本版はクソ。
— おしお (@qJHzhXI1Wt28350) December 30, 2024
パンダ船長の意見は???


これは、まずタクシーなど公共性の高い交通機関が、日本ではこれからも不足していくであろうという事が前提じゃ。
もちろん都会だけでなく、過疎化などが進んでいる地域などでも交通機関としてのタクシーが無くなることは、かなり重大な事だと思うぞ!
そのうえで、まず日本も海外のように、白ナンバーが運行しても「白タク」にならないという枠組みを作るべきじゃと感じるんだ。
ただし、それはあくまでもタクシー会社を潰すためではなく、切磋琢磨させるためにも枠組みを変えるべきじゃないかと思うぞ。
そのうえで、
- 白ナンバードライバーは、しっかり営業許可をとり、営業許可を大きく車に掲示
- 料金での不備がないように、料金カウンターを付け、ドライブレコーダーも取り付ける
- 任意保険加入や講習受講を年に1回以上関係機関に提出し、トラブルの無いようにする
上記のような形にするか、もしくはタクシー会社との登録でライドシェアを継続するのであれば、利用しやすいように、「ライドシェアカーの流しを〇」、「料金を降車時精算」にするといった大掛かりな改変が必要かと思うぞ!
まとめ
北海道の白タク・ライドシェアは危険?日本人も使える?違法のアプリ?をまとめると
現在、北海道などで違法に利用されている「白タク」は、海外観光客(特に中国)が多いといえます。世界の中で、物価がまだ低い日本であっても、「白タク」を利用したいと思うという事は、電車、バス、タクシーの利用が、面倒で無駄だと思われているといえます。
もちろん、こういった不法行為を放置してよいとは思いません。ただ、こういった状況を考えて、自然に一気に「白タク」が減る方策を練ることも日本政府の仕事の一つではないでしょうか。
日本版ライドシェアは、すでに利用しずらい制度になっているので、早急にアップデートするべきだと考えます。