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日産没落の危機は何故起きたの?ホンダと喧嘩別れした理由、復活の可能性はあるのか?

猫アシ(女)
私、最近気になる事があるの!
パンダ編集長(男)
どうしたんじゃ?
猫アシ(女)
日産自動車が、危ないとか・・・合併とか・・・
パンダ編集長(男)
そうじゃの・・・日産は、自動車メーカーの危機とも言えるの。今回は、日産問題のアレコレについて話していくぞ、チェキラ!

日産没落の危機は何故起きたの?

猫アシ(女)
そもそも、数年前まで調子よいとか言っていた日産が、どうしてこんな風になっちゃったのかしら?
パンダ編集長(男)
日産は、確かに急激に業績悪化したように見えるのじゃが、どうやら相当前から問題を抱えていたと言えるぞ!

日産の会社体質によって没落してしまった

犬アシ(男)
私個人としては、昭和40年代の日産や昭和後期の日産は大好きですが、近年の日産はあまり好きではないです。単に楽しい車が少なくなったからです。

日産の古い体質って?

  1. そもそも役員が事なかれ主義で、リーダーに一任の傾向がある
  2. リーダーが方向性を間違えると、修正ができない会社
  3. 技術を日産は売りにしているが、売れる車が作れない
  4. 社員のモチベーションが低いまま運営が進んでいる
  5. 昔の栄光を引きずりすぎている

 

コメント

昔の日産は、日本の1メーカーとして、他メーカーに負けないように一生懸命車作りをしていたと思います。特にプリンスと日産が合併しその後できた車は、かなり技術力もデザイン性も高い車ではなかったでしょうか?

例えば、ハコスカ、フェアレディZ、ブルーバードなど。

こういった売れていた時代を日産自身が勘違いし続け、その栄光を引きずり「自分たちの技術があれば、車が売れる」という意識だけが残ってしまい、顧客満足度の高い車を投入できなくなったと感じます。

また、顧客満足度の高い車をしっかり把握できていないため、日本国内で人気のあったモデルを次々と終売にしたのも問題でした。

例えば、マーチ、キューブなどのモデルです。

EV戦略を完全に間違えてしまった結果没落してしまった

猫アシ(女)
ニュースでは、EV戦略がどうのこうのと言っていたけど・・・
パンダ編集長(男)
確かに近年の日産没落最大の原因は、EV戦略の大失敗だと言えるぞ!

日産は、とにかくEV戦略を推進しています(した)。このEVというのは、完全なる電気自動車と同社独自のハイブリッドe-POWERモデルを指します。

まず、EVモデルに関しては、ヨーロッパでの需要、中国での需要、米国での需要を大きく見込んだ戦略としていましたが、この全てが大外れになってしまっている状況です。

特に中国でのEV戦略は、技術だけを中国メーカーに盗まれた結果となり、中国国内メーカーでより魅力があり安い車が発売されてしまっています。

一方米国では、環境保全などの推進にかなり疲労感も見られ、燃費が良くエンジンで走るハイブリッドモデルが人気となっています。

ここで問題なのは、e-POWERモデルの燃費が米国の速度域に合わず、まったく導入出来ていない点です。ようするに、ガソリン車の方が燃費が良い結果に成ってしまっているからです

こういった売れない車をラインアップしたことから、一気に日産の業績が悪化したといえます。

ホンダと喧嘩別れした理由は?ホンダは手を差し出したのか?単なる販路拡大か?

猫アシ(女)
確かホンダと日産で協議していたと思うのだけど・・・
パンダ編集長(男)
交渉決裂したんじゃよ!

ホンダは自社HVモデルを日産に供与し販路を拡大、コストダウンを図りたかった

ホンダは、当初日産の提携(資金援助)の話を聞いて熟考したようです。しかしながら、日産の経営内容の酷さを目前にして、資金提供ではホンダ自身も問題が起きると考えたと予想します。

そのため子会社化を行い、販路や生産体制の一元化を進めて、販路拡大とコストダウンを一気に進めることで、日産の苦境をプラスに転じさせようとしていました。

注意

ホンダの合理的な考え方や先進性は、車作りにも活かされているいると思います。その結果日本国内でも売れる車が発売されています。

一方日産は、「無駄なプライド」が邪魔して今回の交渉決裂といった結果になったというのが現実です。

会見を見ていた人の多くが、「日産自身が危機に瀕しているのに、あの会見だとホンダも怒るんじゃないの?」と思ったに違いありません。

日産は、やはり古い体質が浮き彫りとなった形・・・

猫アシ(女)
私も会見観たんだけど、あれはどうなのかしら???と思っちゃった。
パンダ編集長(男)
ワシ的には、そこまで言うのなら「自社で解決したらよいのに」、、、できるならと思ったぞ。
犬アシ(男)
あの会見で、日産の体質が浮き彫りになったと私は思いました。これでは、改善する第一歩が踏み出せるのか心配になるほどです。

かつての日産は、メーカーとして面白い車や認知度の高い車を生産していたと思います。例えば、スカイラインやシルビアなどスポーツモデル、ステージアやプレサージュなどのステーション系、マーチやキューブなどの小型車。

こういったモデルをどんどん廃止し、今では小型自動車だとノート(オーラ)しかなく、ミニバンだとずっとモデルチェンジしないエルグランドとセレナぐらいです。

1999年に経営危機を一度迎え、ルノーから資本援助を受けた時に「変わらなきゃ日産」というのがありましたが、変われなかったいう結果です。

四半世紀経過して、会見であのような発言が出るという事は、基本的な体質はほぼ変わらないまま時だけが過ぎたと確信できます。

日産は復活の可能性があるのか???

猫アシ(女)
今後、日産が劇的に復活する可能性はあるのかしら???
パンダ編集長(男)
ワシ的には、かなり厳しい状況じゃと思うぞ

とにかく足を引っ張っているEV戦略を即時に変換しなければならない

日産没落の要因の一つである「EV戦略」自体を最初から見直す必要があると思います。

急激に戦略変更できないという事であれば、EV事業自体を一時撤退させるくらいの気持ちがないと、売れない車を少しずつ売る羽目になるからです。当然業績は、悪化していく一方です。

米国でしっかり売れる車作りが急務

日産ローグ(エクストレイル)を例にとってみます。日本では、e-POWERモデルが導入されているのと、道路事情など含めて、1500㏄ターボエンジンでも十分かもしれません。

一方燃費性能の関係でe-POWERを導入できていない米国では、1500㏄のエンジンってどうなんでしょうか?

米国では、2000㏄ターボエンジンとか、2500㏄ノンターボエンジンとかを搭載してゆとりの走行ができる方が売れると考えます。

ゆとりの走行ができないから、燃費性能も下がってしまう状況です。また、日産経営側でしっかり米国嗜好の商品作りができていないのが問題だと考えます。

日本でも売れる車がない状況が続きすぎている

日産の国内車種は、かなり減っているだけでなく売れない車のオンパレードになっている状況です。

元々は、人気のあったモデルを廃盤にしてしまっているため(これもEV戦略の一環)、どんどん魅力のないメーカーになってしまいました。

小型車で言えば、マーチやキューブの復活、ミニバンで言えば、エルグランドのモデルチェンジ、売れるはずのSUVは、もう少しユーザー嗜好にあったモデルの投入が必須だと思います。

例えば、ミツオカ自動車とタッグを組んで、GT-RやZなどをしっかり作り込んで、高く販売するという手法も良いと思います。

パンダ船長の独自理論

パンダ編集長(男)

昔の日産は、確かに高い技術力が売りで、経営戦略が下手でも日本の車所有人口が増えていったことで経営が成り立っていたと考えるぞ。

現代のように、日本国内の車所有人口が減っている状況の中、今のような車種ラインアップで日産の経営が持つとは思えない!

「経営陣の抜本的な改革なくして、日産復活は皆無である」

とワシは思っているぞ!

そのうえで、、、

技術自体は、他メーカーに劣らないものを日産は持っているといえるのじゃから、それをどのように販売につなげていけるのか、時代に合わせるのか、独自路線で業績が良くなるのかを早急に考える必要があると思うぞ!

例えば、

  • GT‐Rのような車は、作りこみをしっかり行いハイパーカーとして1億円で販売する
  • 小型車のような庶民の車は、とにかくラインアップを増やして嗜好性を高める
  • e-POWERに変わる斬新かつ、燃費性能の高いモデルの早急開発
  • 欧米、新興国それぞれに購入動機の高まる車の早期導入

 

日本だけでいえば、もっと貪欲な商売をしてほしいぞ!ランクルが受注停止になっているのだから、米国販売のアルマダやアフリカ導入のパトロールを日本で発売するとか、、、。

欧州で販売されているJUKEを再販するとか、、、。

トヨタハイラックス、三菱トライトンが日本発売されているのだから、日産ピックアップのナバラを扱うとか、、、。

まとめ

日産没落の危機は何故起きたの?ホンダと喧嘩別れした理由、復活の可能性はあるのか?をまとめると

現在の日産は、1999年危機以来、最低状態の危機に瀕しているといえます。この危機を乗り切るための方策は、単に優秀な企業から資金的な支援を受けるだけでは済まない状況です。

この状況を打破するためには、日産自体が変わることは必須で、その後時間をかけずに大がかりな方向転換を行わないといけないと考えます。

「日産倒産の危機は現時点では濃厚」といえます。

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