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ブルースリーと息子の死因真相!腹上死や暗殺説を調べてみた!

世界的アクションスターとして死してなお、唯一無二の存在であるブルース・リー。

俳優業だけでなく脚本家・映画監督・武術家・ジークンドーの創始者などマルチな才能を持ちながらも絶頂期に急死したそのヒストリーは、死後40年以上経過した今でも私たちの心をひきつけて止みません。

 

ブルースリーの死因には謎が多く、大麻使用や腹上死、暗殺説など様々な噂があります。

またブルース・リーの息子であるブランドン・リーも不可解な事故死に遭い、大きな陰謀が働いてる説もあるのです。

 

そこで今回は、ブルースリーと息子ブランドン・リーの死因について調べてみましたので、ご覧下さい。

 

ブルースリーの死因は「脳浮腫」と公式発表

1973年7月20日ブルースリーは、32歳という若さで突然亡くなってしまいました。

代表作『燃えよドラゴン』の撮影が終了し、並行して撮影が行われていた『死亡遊戯』のための打ち合わせの最中に体調不良を訴えて横になったところ、そのまま帰らぬ人となったのです。

 

頭痛を訴えたブルースリーは、共演女優であるベティ・ティンペイが持っていた痛み止めの薬を服用し、彼女の寝室で寝たところそのまま亡くなった形です。

 

この薬については後の裁判でベティ・ティンペイがかかりつけ医から手渡される際に、

  • アスピリンより強い薬であるが、1錠飲む分には問題ない
  • アレルギーがある場合は副作用が大きい

という説明を受けた薬と証言されています。

 

目立った外傷はなかったことや薬の服用などの状況を踏まえ、死因究明のために死亡解剖が行われ、その結果ブルースリーの死因は“脳浮腫”と公表されました。

まず検視で分かったことは脳に出血や損傷などはなく、脳に過剰な水分が貯まり通常時の13%以上も大きく膨れ上がっていたことでした。

 

この検視の結果や後に行われた裁判で“自殺や他殺を裏付けるだけの動機や状況証拠も存在しなかった”ことから、

服用した薬によるアレルギー反応が脳浮腫を引き起こしたという結論で幕引きしたんですね。

 

ただこの結論には、異論を唱える人が多く存在しました。

一番不可解だったのは、『ブルースリーの遺体の肌が美しかったにも関わらずアレルギー反応による急死と断定されたこと』でした。

 

アレルギー反応を起こすとアナフィラキシーショックを起こすことが一般に知られています。

アナフィラキシーショックを起こすと肌には発疹が出来ることが多く、この矛盾が未だに解消されていません。

 

さらに『ブルースリーの死亡を確認した医師が蘇生の可能性に懸けて、心臓にエピネフリン注射を施すも反応がなかった』という点も不可解です。

もしアレルギー反応によって死ぬほどの体質であった場合、エピネフリンにも反応があって然るべきだと考えられているわけなんですね。

 

これらの疑問点が解消されていないからこそ、今日でもブルースリーの死についてはいろいろな憶測が飛び交っているのが現状です。

 

 

ブルースリーの死因は他にあった?腹上死や暗殺説の真相とは?

 

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では一体、ブルースリーの本当の死因はなんだったのでしょうか。

スーパースターの死因が釈然としないとあって、多方面からいろいろな説が唱えられているんですね。

 

  • 禁止薬物使用説
  • 売春婦陰謀説
  • 暗殺説

など、多くある説の中でも議論が加熱しているものにスポットライトを当て、どれほど信憑性があるのかを考察していきますね。

 

アナタはどれに一番信憑性を感じるか、ぜひ一緒に考えていきましょう。

 

覚醒剤や薬

ブルースリーの兄であるピーター・リーは、「ブルースリーは禁止薬物である大麻を使用していた。」と法廷で証言しています。

ブルースリーの死因が裁判で決定づけられたあとも、そのスッキリしない幕切れに多くの人から再度調査をするように要望がありました。

 

引き続き死因の検証が行われた際に、新たにブルースリーの体内から微量の大麻が発見されたことからも、大麻吸引についての整合性は取れていますね。

 

違法薬物である大麻は薬物の中でも軽いものだという間違った認識を持っている人がいますが、大麻は脳の役割を壊す作用を持っており、使用方法によって死へのトリガーになる危険な薬物です。

このことからもブルースリーの死因として大麻説が浮上しました。

 

ただこの件については、ブルースリーの死亡に直結するほどの量が体内から検出されなかったとして、薬物中毒死説は棄却されています。

 

腹上死(売春婦陰謀説)

 

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ブルースリーの死については、売春婦によって殺されたのではないかという説がまことしやかに囁かれています。

ブルースリーが服用していた媚薬の効果によって、自分自身をコントロール出来なくなり売春婦に対して暴力的な行為をしようとしたところ抵抗した売春婦に殺されたという説ですね。

 

しかし、これについては、

「ん?ブルースリーが亡くなったのって共演女優ベティ・ティンペイの寝室だったよね?どこから売春婦の話が?

と思ってしまいますね。さすがにこの可能性は薄いでしょう。

 

またこの説にはベティ・ティンペイが愛人で、ブルースリーとの行為の際中に亡くなったのではないかという仮説も存在します。

これは亡くなった場所がベティ・ティンペイの寝室であり、可能性としてなくはない話です。

 

実際にベティ・ティンペイ本人が「自分はブルースリーの愛人であった。」ということを2006年に公言しています。

しかしそれと同時に、ブルースリーが死亡した日には性交渉はなかったと証言しているのです。

なぜベティ・ティンペイは噂レベルだった不倫関係を今更カミングアウトしたのか、万が一殺したならば動機は何だったのかなど矛盾点が残ります。

 

また妻リンダ・エメリーの立場から考えてみるとどうでしょう。

“ブルースリーとベティ・ティンペイが男女の仲だと勘繰られないようにマスコミへの公表は避けたい”という意向を持っていたと、一部で言われている程です。

 

もし夫が愛人の家で亡くなっていたら、一番精神的ダメージを受ける立場であろう妻のリンダ・エメリーが、不倫関係に否定的な意見を発していないことに違和感を覚えます。

 

ここに妻としての自負と意地があるのかもしれませんが、それにしても現在分かっている情報だけでは3人の正確な関係性を推測するのは難しいと言わざるを得ません。

 

たとえ愛し合う男女の愛憎があり、なにか大きな秘密をこの3人が抱えていたとしても真相は闇の中のままになりそうですね。

 

 

暗殺説

 

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ブルースリーは死去の前から、中国武術の指導を中国以外の国籍を持つものに対しても積極的に教えていたとされています。

このことを古参の中国武術家はよく思っておらず対立関係にあったため、中国マフィアにより暗殺されたのではないかとされています。

 

また日本の暴力団が関係していたとする仮説も存在します。

ブルースリーは日本製の電気刺激で筋肉を鍛える器具を生前使用していたとされていますが、それが人体に悪影響を及ぼすもので実際に日本でも販売中止になっているものでした。

 

ブルースリーの死後、彼のアシスタントのハーセンはこの器具が無くなっていることを不審に思い探偵を使って調査すると、この器具のメーカーのバックには日本の暴力団がついていることが分かったのです。

 

他にも、ハーセンがブルースリーの死因に疑問を感じアメリカの人体学者に調査を依頼したところ、その人体学者のもとに複数の日本の団体が出入りしていたことが発覚しました。

しかもその後、人体学者は消息を絶ちブルースリーの死因調査もストップしてしまったのです。

 

このことから、ハーセンは日本の暴力団による暗殺説への疑いをより一層強くしたとのことでした。

もちろんこれは推測でしかないのですが、多くの暗殺の危機をブルースリー本人が感じていた可能性は高い、と考えて差し支えないでしょう。

 

悪霊説

ブルースリーには幼いころから悪霊が取り付いており、そのため彼の両親は幼少期のブルースリーを女の子の名前で呼んでいたという噂があります。

もともと中国には

“息子を授かったときに男の子の名前で呼ばなければ悪霊を混乱させることができ、男の子の魂を守ることが出来る”

といった類の迷信がありました。

 

ブルースリーの両親はブルースリーの兄にあたる子供を亡くしていたことからこの迷信を信じ、ブルースリーを女の子の名前で呼んでいたことからこの噂が生まれたとされています。

 

現代社会で非科学的な話ですが、血筋的に恵まれていない部分があると勘繰りたくなる気持ちは分からなくもないですね。

 

 

アグネス・チャンの意味深発言とは?

ブルースリーの死亡当時、映画共演を予定していたのが香港歌手のスターであるアグネス・チャンです。

『ひなげしの花』などのヒット曲と人柄で、日本人からの人気も高いトップシンガーですね。

 

そんなアグネス・チャンはブルースリーの死亡についてテレビ番組でインタビューを受けた際、

「死因の真相は香港の芸能人なら誰でも知るところ。ただ命が惜しいから誰も言わない。」という旨の発言をして、その後はこの件について一切触れないというスタンスを貫いたんです。

 

これには多くの人が香港の芸能界と裏社会の繋がりを感じ、ゾッとしたことでしょう。

実際に金銭目的でマフィアから狙われる芸能人が後を絶たないと噂されていた時代だったので、ブルースリーの死にも裏社会が関与しているのではないかと予測されています。

 

この件については確固たる証拠は一切存在しませんが、それが故になぜか真実味がある気がしてしまいますよね。

 

 

ブルースリーの息子ブランドン・リーも謎の死

1993年3月31日ブルースリーの息子であるブランドン・リーが、共演俳優マイケル・マッシーに劇中で使う拳銃で撃たれ28歳という若さでこの世から旅立つことになりました。

 

父親以上の短命でなくなったことも大変悲しい話ですが、マイケル・マッシーブランドン・リーを射撃するシーンで使用する銃に誤って実弾が入っていたことが原因の悲劇的な事故死として話題を集めました。

 

マイケル・マッシーはこの事故後1年の休業を経て俳優に復帰し、『アメージング・スパイダーマン』などの話題作に出演するも2016年10月29日に亡くなりました。

 

父であるブルースリーの原因が確定していない死だけでなく、息子も本来あってはならない事故で命を落としてしまいました、

 

このことから2人の死が偶発的に起こったものではないという見方をする人が大勢いました。

真相は明らかにされていないものの、陰謀めいたものを感じるのも無理はないと言えるでしょう。

 

「死亡遊戯」で息子・ブランドンリーの死は予言されていた?

ブルースリーの死の原因になった映画『死亡遊戯』。

実は、この映画で息子ブランドン・リーの死は予兆されていたと噂になっています。

 

映画『死亡遊戯』には、ブルースリーがスタントシーンの撮影中に空砲に見立てた拳銃に入っていた実弾によって暗殺されるシーンがあります。

まさに息子ブランドン・リーの死とリンクする内容で思わずゾッとしますよね。

 

これだけ状況が酷似していると、ブルースリーの息子の死は故意に起こった殺人事件ではないか?と疑いたくもなります。

 

また、息子ブランドン・リーも制作に関わった映画『ドラゴン/ブルースリー物語』には、魔界に魅入られたリー一家の男系は早死するという描写があるので、偶然にしては出来すぎているという印象です。

映画の設定では、悪魔がブルースリーをターゲットにしていたにも関わらずブランドン・リーを標的に変えるという展開になっています。

実際この映画の公開2か月前にブランドン・リーは亡くなっています。

 

予言というにはあまりに状況リンクしすぎていて、息子も含め何か大きな黒幕の存在を感じずにはいられないのは私だけでしょうか。

 

マスコミ嫌いでプライバシーを何より守りたがったことで知られるブルースリー。

今は親子隣り合ったお墓で眠っているお2人ですが、せめてこれ以上騒がれることなくすごしてほしいですね。


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